【M0-3F】ホーム最終戦を飾れず

お互い消化試合ですから、勝敗は二の次ではありますが、やや残念な負け方ではありましたね。
今日は4番に座った安田選手、不甲斐ないシーズンだった彼にとっては大事なゲームだったと思います。
しかし結果は4打数ノーヒット。
4番が打てなかったことだけが原因でもないでしょうが、今季16度目の完封負けを喫しました。

ファイターズは初回、2つの内野安打などで無死満塁のチャンスを作ると、レイエス選手のショートゴロがゲッツーとなる間に先制。
その後は小刻みに繋ぐマリーンズの投手陣を打ちあぐねていましたが、9回、清宮選手の2ランで試合を決めました。
「打った瞬間」の見事な一撃でした。
素人目にも、柔らかい構えから最短距離でボールを捉えているのがよくわかります。
スイングはコンパクトですが速く、きっちり上から叩いてますね。

清宮と安田、高校時代はライバルだった二人ですが、昨年までは二人とも伸び悩んで似たり寄ったりの成績でした。
ただ、今季は清宮が安田に水をあけました。
今日の一撃で14号、打率も0.299ですから、ほぼレギュラーを手中にしたかもしれません。

安田選手、今季は奨吾選手の偏重起用でやや気の毒な使われ方ではありました。
しかし、それにしてもホームランはゼロ、打率0.231では言い訳できないかもしれません。
清宮選手に比べると、バットが遠回りして出てきて、波打つようなスイングに見えます。
彼、確かルーキーの年の二軍戦で、マリンのライトスタンドの上の屋根に打球を当てたことがあったはずです。
遠くに飛ばす才能は持っているはずの打者なんですよね。
何とか、来季は再び清宮選手をライバルと言えるだけの成績を残してほしいのですが・・・

待望久しい日本人スラッガー。
期待されながら安田選手も山口選手も未だ孵化せず、結局は外国人打者に頼り切り・・・
今季もそんなシーズンで終わってしまいそうです。

まぁ、ある意味今季を象徴するような負け方だったのかもですね。
救いはルーキーの寺地選手かな?
一軍デビュー戦となった今日、いきなり左中間を破る二塁打、初打席でプロ初ヒットでした。
スイングスピードがありそうで、構えの佇まいがホークスの近藤選手を彷彿とさせます。
二軍で結果を出しているのも頷けますね。

そしていよいよ明日は福岡でレギュラーシーズンの最終戦。
本当に早いですねぇ。
明日も勝敗は二の次のゲーム。
寺地君は続けて使ってほしいですね。
投手陣の方も、先発の中森君はじめ、若手の溌剌の投球を期待です。

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