【ランコース紹介】船橋市古和釜町~八千代市萱田町

県内第2の人口規模の船橋市、ただしJRや京成の船橋駅付近を離れ北部に向かうと、中心街の喧騒が嘘のようなのどかな田園地帯が広がっています。
今回は、そんな船橋市北部に位置する古和釜(こわがま)町から隣接する八千代市の萱田(かやだ)町へ至るコースのご紹介です。
起点も終点も難読地名ですが、それはともかく、水と緑が豊かでちょっとしたクロカン気分も味わえる気持ちの良いコースです。

スタート地点(地図上A地点)は、新京成バスの古和釜十字路というバス停から、北よりに歩いてすぐの所です。
(バス乗車時間は新京成電鉄・東葉高速鉄道の北習志野駅から約20分程度)
木戸川という小さな川があるのですが、その小川にかかる橋の手前になります。

橋の手前がスタート地点です。

橋を渡ったところ(地図上B地点)を右折し、土の道を走行します。
土といっても、農道のように柔らかくなっていることはなく、砂利混じりの、地域の方々の散歩道になっている道ですので、ランニングにはちょうど良い固さです。
ただ、雨の翌日はさすがに水たまりが出来ているので要注意ですね。

地図上B~C地点、下はアスファルトではありませんが、柔らかすぎることはなく走りやすい道です。

そして、B~C地点の間、約800M走った所で右手の木戸川が南から流れてきた桑納川(「かんのうがわ」と読みます、この辺りは川まで難読ですね)と合流、川の名前も桑納川となります。
地図上C地点の金堀橋はそのまま通過、桑納川を右手に見ながらの走行が続きます。
このあたりから、足元が草地化してきて、ちょっとしたクロカンコースのようです。

足元が草地になってきて、やや走りづらくなります。小枝が転がっていたりするので転倒注意です。

草地ではスピードを落とし、足元に注意しながら慎重に走行。
スタートから2km弱で、「桑川揚水機場」なる建物が見え、道が行き止まりになります。
手前を左折して小路を走り、アスファルトの一般道に突き当たって右折します。

桑川揚水機場、手前を左折です(地図上D地点)
左折後、一般道に至る小路(突き当りが地図上E地点)
この辺りは旧家というのでしょうか、格式のありそうな立派な門構えの家が多くあります。

一般道をしばらく走ると、県道61号(船橋印西線)に当たり、コース唯一の信号を直進します。

コース唯一の信号を直進

この辺りは既に八千代市、コース全体の1/3程度です。
道なりに進むと左手に八千代聖苑の観音様が見えてきます、さらに進んで晩秋の紅葉に染まる小山を抜け、新川との合流地点を目指します。

八千代聖苑の観音様
晩秋の紅葉に染まる小山

途中、信号はないものの、そこそこ交通量の多い道路を横切るので自動車には要注意です。
一旦立ち止まるのが無難ですね。

この道路は横切って直進です、一旦立ち止まって左右からの自動車に注意です。

さらに道なりに進むと、右奥に国道16号が望めます。
新川との合流地点も近づいてきました。
地図上F地点を右折、桑納橋を渡り、川の南岸に出て折り返し、桑納川を左手にとっての走行です。

地図上F地点、右折して桑納川を渡ります
桑納橋の上から見る桑納川、橋を渡り、折り返して写真右手の道を走ります。
桑納川を左手にしての走行、新川との合流地点はすぐそこです(地図上G地点付近)

地図上G地点を過ぎ、突き当りを右折すると、左手には水をたたえた新川が広がります。
ここで、全行程の約半分、後はゴール手前まで新川の西岸を南に進みます。

桑納川と合流した新川、印旛沼を水源としていますが、「新川」と呼ばれるのは八千代市保品の阿宗橋付近から大和田排水機場までの区間です。

新川は遊歩道が整備されており、途中「新川千本桜」と称する桜の名所として名高い場所があります。
ランニング、サイクリング、釣りなどを楽しむ人も多く、八千代市民の憩いのスポットになっていますね。

新川遊歩道
釣りに興ずる人たち
新川千本桜、写真は11月の月末近くですが、春先は見事なのでしょうね

地図上G~H地点は遊歩道をひたすら下流に向かって走ります。
途中、自動車が通る道を横切る場所があり、一旦停止を余儀なくされますが、全体的にはアップダウンがほとんどない、走りやすい道です。
そしてスタートから7~8km、全行程の3/4ぐらいで、向かい側の新川東岸には八千代広域公園の陸上トラックが、さらに進むと右手に八千代市民球場が見えてきます。
この辺りは八千代市のスポーツの中心地帯でもありますね。

向かい岸の八千代広域公園
八千代市民球場の外壁、高校野球の県予選の会場の一つです。

ここまで来るとゴールまでもう少し、新川西岸の遊歩道は大和田排水機場まで、残りは住宅街を成田街道(国道296)まで走ります。

大和田排水機場、この向こうは新川から花見川と名前を変えて、千葉市内から東京湾に注ぐ流れになります。
地図上H地点、右側の小路を下って住宅街を走ります。

そのまま道なりに住宅街を走ると、約300mで成田街道に当たります。
右折して、しばらくした所のセブンイレブンの信号手前を私はゴールにしています。

成田街道を右折です(地図上I地点)
ゴールのセブンイレブン手前(地図上J地点)、走り終えてコンビニで水分補給。
帰りは京成電車ですが、大和田駅まで徒歩約10分です。

ここまでで約10km弱、序盤は下が土や草地になっていたかと思うと、後半は豊かな水をたたえた新川沿いの一本道、途中に寺院やスポーツ施設などもあり、風景がバラエティに富んでいる面白いコースだと思っています。
北総地域のなかでは、手賀沼コース佐倉の金メダルジョギングロードのような有名なコースではありませんが、結構走っていらっしゃる方は多く、地域に親しまれているコースですね。

東京のベッドタウンとしての性格が強いと思われがちな船橋市・八千代市ですが、ちょっと奥に入ると水と緑に囲まれた自然豊かな田園地帯となっています。
今回は古和釜町(船橋市)をスタート、萱田町(八千代市)をゴールとしましたが、もちろん逆でも構いませんし、新川を印旛沼近くまで走ってみるのも面白いかもしれません。
花見川から稲毛海岸に至るコースなども、今後ご紹介していきたいと思っております。

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