マリーンズ、ようやく接戦を拾えるようになってきました。
4-4の同点で迎えた9回裏、今季これまでなかった攻撃を見せてくれましたね。
先頭の藤原選手がセンター前ヒットで出塁。
いきなり走ってきましたね。
リクエストになる際どいタイミングでしたが、ヘッスラで入った左手が僅かにタッチより先にセカンドベースに触れていました。
昨日の7回の勝ち越しホームインに続いて、アウトのタイミングをギリギリの身のこなしで引っ繰り返した神走塁。
今季のマリーンズは土壇場でイチかバチかの盗塁など仕掛けてきませんでしたよね。
無難にバントで送るか、そのまま次打者に工夫なく打たせるかのどちらかでした。
ただ、それじゃあ点が入らなかったですからね・・・
バントして一死二塁と盗塁成功で無死二塁ではエライ違いです。
強打者が揃っていて、簡単にタイムリーが出るチームならともかく、マリーンズのようなチームは、いかにアウトカウントを少なくホームに近い塁に走者を置くかがキーになってきます。
サブロー氏がヘッドコーチで一軍に上がって、ようやく足を使った攻撃が見られるようになってきました。
結果的には次打者の寺地選手が三振、池田選手が四球で一死一二塁になった後、スワローズの大西投手が何と何と連続暴投!
藤原選手がホームを踏んでサヨナラの幕切れでした!!
最後はタナボタ的ではありましたが、足でプレッシャーをかけていたことが間違いなく効いていたと思います。
藤原選手だけでなく、高部選手や友杉選手ら俊足選手は多いわけですからこれからも積極走塁は続けてほしいですね。
また、今日は先発の石川投手が不甲斐ない投球ぶりだったものの、5回から救援陣が頑張ったのも勝利を呼び込む要因となりました。
八木-横山-鈴木と繋いで、9回まで無失点。
特にイニング跨ぎどころか6～8回を抑えた横山投手はアッパレでしたね。
先発して5回無失点のゲームがあってから、ずっと二軍だったのでどうしたのだろうと思っていたのですが、今日の彼は登板の時点でロングリリーフを言われていたのですかね?
いつものように力一杯という感じではなく、立ち投げというか?フォームの力感を抑えて軽く投げているように見えました。
CS解説だった清水直さんも、イニングを食うごとに内容が良くなっていくので先発向きでは、と語っていましたが、今後どうするんですかね。
中途半端な便利屋的な起用は気の毒ですから、長いイニングを投げてもらうなら、キッチリ先発ローテに入れてもらった方がいいように思いますね。
とにかく、年に一度の習志野高校応援デーを勝ち切ることができました。
吹奏楽部の皆さんにもいい思い出になったのではないでしょうか?
今年の習高野球部、春の県大会準優勝で関東大会に進出していましたし、7月5日に開幕を迎える夏の甲子園予選では、本命専松の対抗馬と目されています。
そういえば今日の横山投手、グラブの色をグリーンにしていました。
母校の専松カラーを意識したのかな?
予選決勝が専松－習高の対戦になるかはわかりませんが、センバツ出場の千葉黎明や昨年夏出場の木更津総合含め、熱い戦いが県内各球場で繰り広げられるはずです。
ようやく少し?調子が上がってきたマリーンズ。
高校球児に負けないように、足でも何でも使いながら1勝に拘る野球を続けてほしいものです。
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