マリーンズ、またまた抽選勝ち。
バファローズとの競合となった最速158Kの剛腕、石垣元気投手(健大高崎)の交渉権をゲットです。
しかしまぁ、恐るべきクジ運の強さです。
2015年の平沢選手から、佐々木千隼投手(外れ1位の競合)、安田選手(外れ1位の競合)、藤原選手、佐々木朗希投手、西川選手と、かなりの確率で当たりクジを引き当てています。

かなり昔の話ですが、80年代のスワローズで「黄金の左手」なんて言われていた相馬社長を思い出します。
ただ、相馬社長のスワローズは、その左手で引き当てたドラフト上位指名の選手達を押し立てて90年代に黄金時代を築いています。
荒木大輔さん、高野光さん、スワローズ監督就任が決まった池山隆寛さん、広沢克己さん、伊東昭光さん、長嶋一茂さん、伊藤智仁さん・・・
一茂氏を除いては?皆さん野村監督率いるスワローズの強い時代を支えた主軸選手でしたね。
翻ってマリーンズは・・・
良いのはクジ運だけで、VISION2025どころか今季は独走最下位。
来年はWBCの年ですが、マリーンズから選ばれるのは種市投手ぐらいですかね?
彼にしても、別に競合とかではなくドラフト下位指名からたまたま?化けてくれたというのが正直なところではないでしょうか?
競合選手を引き当てているわけですから、選手の目利きが悪いというより、入ってからの鍛え方に問題があるのでは?と思っちゃいますね。
まぁ、グチはこのへんにして(笑)
近年のマリーンズとしては珍しく投手中心のドラフトになりました。
育成含め、10人中7人が投手、捕手・内野手・外野手が一人ずつです。
また、下位に沈んだチームは往々にして社会人や大学出身の即戦力を1位にもってきがちですが、1位は高校の投手、全体でも高校生が10人中5人です。
これをどう見るかですが、ダントツ最下位だったのに、あてにならない将来性に賭けてどうするんだ?という意見もあると思います。
ただ、私はサブロー監督が、今いる若手野手達の育成に自信を持っていると見たいですね。
藤原選手、西川選手、大斗選手、寺地選手らはまだまだ伸びるし、燻っている安田選手、山口選手らの底上げにも望みを託せると、監督は見込んでいるのではないでしょうか?
だから、あえて投手、それも高校生が中心の指名になったのでは?
その考え方が正しいかどうかは、数年後になればわかるでしょう。
もう、ファンとしては、サブロー監督の「昭和のキャンプ」で一人でも多くの若い選手を主軸、それもタイトル争いが出来るぐらいに引き上げてもらうことを期待するしかありません。
そして、今ドラフトで指名された10人。
今のマリーンズにはチャンスがゴロゴロ転がっています。
こう言ってはなんですが、「ちょっと良ければすぐ出られる」状態です。
ある意味、新人にとっては素晴らしいチームかもしれません。
高校生の選手も、のんびりファームで鍛えてから、などと思わずに、来季の後半ぐらいには一軍に上がるぐらいの気構えで入団してほしいものです。
またジジイの説教めいてきてしまいますが(笑)
最初のチャンスを生かしきらないと、次から次へと新しい選手が入ってきます。
いつまでも若いわけじゃないですからね・・・
まだ入団もしていないうちからゴメンナサイ。
でも、皆さん期待してますよ~!!
プロに入れるだけでも凄いこと、自信と覚悟を持って来春キャンプに臨んでください。
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