バファローズで返したような3連勝となりました。
涌井投手は5月以来の勝ち星、ここのところ、内容の良い投球をしながら報われないケースばかりでしたから、本人にもチームにも大きな1勝になりましたね。
今日のゲームは幸先よく2点先制しながら、なかなか追加点が取れないでいるうちに、吉田選手の一発で追いつかれるという、決して良い流れではありませんでした。
ゲームを決めたのは、同点から4点取った7回の攻撃ですが、福浦の勝ち越しタイムリー、その後の田村の3ランが大きかったのはもちろんですが、その前の伊志嶺、無死1塁から最高のバスターを決めて上手くつなぎました。
彼は昨日のゲームでも、プレッシャーのかかる場面で初球バントを決めています。地味ながらポイントとなる局面で存在感を見せていますね。
まだ若手と思われがちな彼も、もう30歳、崖っぷちの必死感があるのかもしれません。
また、打つ方はいいところなしでしたが、再三の好守で涌井を助けた藤岡も、影の殊勲者といっていいでしょう。
内野安打を2,3本防いでいましたから、マルチヒットを打ったのといっしょですね。
そしてこの1勝で、チームは単独3位に浮上です。
バファローズ、ホークスを引き離すというより、上位のライオンズ、ファイターズに追いつく気構えでやってほしいですね。