まだマシな内容でしたかね?少なくとも接戦にはなりましたから・・・
ただ、やはり序盤にリードを許し、一度も追いつけずに当たり前のように4連敗ですから、やはり情けないことには違いありませんが(笑)
初登板初先発の山本投手、私は初めて見ましたが、聞いていたよりもオーソドックスな投げ方をしていますね。
グラブを持った右腕を左の胸部に包むような動きが特徴的ですが、だからといって打ちづらいというわけでもなさそうです。
特にボールが速いわけでも、制球が良いわけでもなく、酷な言い方にはなりますが、このままでは来季も一軍の戦力として期待するのは厳しいのでは?と思わせる内容だったと思います。
そんな中、あえてポジティブなことを探すとすれば(というか、少しはポジらないとファンとしてもやってられないですね(笑))、今日も登板した東条、唐川両投手の最近の安定ぶりでしょうか?
東条投手は、以前から打ちづらそうなサイドハンドで、ボールの力もありましたが、ここ最近はインコースにしっかり投げ切れていますね。
また、唐川投手は、昨年までスリークォターというか、腕が横振りになっていましたが、今年は以前の縦振りに戻して、ボールが低めに集まり、スローカーブでカウントを稼げるようになっています。
もし、来季、クローザーの務まりそうな外国人投手を補強できないとすれば、二人のどちらかに任せてみるのもアリかな?なんて思ったりもします。
クローザーは三振の獲れる剛速球投手でないとダメ、と思われがちですが、通算最多セーブの岩瀬投手にしてもびっくりするほどのストレートがあったわけではなかったですし、歴代2位の高津さんなど、むしろ技巧派と呼ぶべき投手でしたから、決して速球派でなければいけないということはないと思います。
むしろ大事なのは四死球を出してバタバタしない制球力と、多少のビンチに動揺しないメンタルの強さでしょう。
今の二人であれば、内投手より安定感があるように思います。