鈴木大地、涌井といった「昨日の友」にやられて連敗していたマリーンズ。
(昨日の試合も最後まで見ていたのですが、雨の中断があって終わるのが遅かったので、眠くてコメントできませんでした・・・)
今日は、井上、マーティンに効果的な一発が出て、とりあえず一矢報いましたね。
先発の岩下も力のこもったストレートを投げていましたし、4打数1安打ながら、3回には結果的に勝利打点となる一二塁間の渋いタイムリーを放ち、5回にはレアード・マーティンにつなげる貴重な四球を取った清田の活躍も光りました。
5点リードの終盤には、ハーマン・ジャクソン・益田をつぎ込む盤石ぶりでしたが、これは単に登板間隔が空いてたからでしょう。
吉井コーチの方針でしょうか?、東條や小野といった勝ちパターンと敗戦処理の間のような中継ぎ投手たちに対しても、過度の連投はさせないという考え方のようです。
私は良いことだと思います。
そして、題名に書かせていただいたBS12の副音声ですが、面白かった!!
解説に里崎氏、実況に吉田アナ、そしてゲストに河野万里奈さんという歌手の方(失礼ながら、名前は知りませんでした)の三人での中継だったのですが、ファンのTwitter投稿も交えた新しい参加型の中継手法でしたね。
里崎氏がわからないことをファンに聞いて、Twitterで回答が返ってくるあたりはいかにも今風です。
でも、確かにプロの解説者だからといって全てを知っているわけではなく、古いファンの知識が勝っていることもあるかもしれません。
「ロッテ史上最強の助っ人は誰か」というお題で、里崎氏はボーリックかベニー。河野さん(若い女性ですがなかなかの野球通)はボルシンガー。吉田アナはリー兄弟の名を上げていました。
それぞれの年代を感じさせますが、誰もレロン・レオンのリー兄弟のどちらが左打者だったかわからず、ファンに教えてもらうという展開がありました。
ちなみに正解は兄のレロン・リー氏。歴代最高通算打率(現役選手除く)記録保持者のロッテどころかNPB史に残る強打者でした。
私は正直、里崎氏の解説はあの独特の甲高い声から、やや決めつけ口調のように感じられて、あまり好きではなかったのですが、今日はまったりした?口調の河野さんと上手くハーモニーがとれていたとでも言いましょうか?
聴き心地のよい、楽しい中継になっていました。
吉田アナが幕張の公園でジャクソンやハーマンを見かけた話とか、三人が行ったことのない都道府県の話とか、ゲーム展開から脱線する話題も多かったですが、それはそれで楽しめました。
今度はマリンのゲームで、このトリオでの実況、聴かせてほしい。