【L2×-1M】執念の采配実らず

1点ビハインドの9回、一死二塁から井口監督、中村・井上に代打を送る采配を見せました。
不調とは言え、主軸の二人ですから驚きましたが、もうシーズン終盤。
たしかに主力選手のプライドを守るより、とにかく追いつくことが優先です。
結果的には中村の代打の清田が死球、井上の代打の福田は三振。その後の田村がセンター前に同点タイムリーを飛ばしました。

直接代打策が当たったわけではありませんが、とにもかくにも追いつきました。

しかししかし・・・9回裏は二死二塁から、ライト前の平凡なフライをセカンド西巻とライトマーティンが交錯してまさかの落球。
痛恨すぎるサヨナラ負けになってしまいました。
クローザー益田、マウンドから茫然自失の体で右中間を見やっていましたが、彼自身の1敗がどうこうというより、優勝争いからは完全脱落。チームとしてショックが大きすぎる負け方でした。

そしてホークスは今日も勝って9連勝。ゲーム差6.5はさすがにキツすぎですね。
マリーンズには酷な言い方ですが、互いが必死になるシーズン終盤になるほど地力の差が如実に表れるということかな?

また、いつの間にかライオンズは3位に上がりゲーム差5に迫ってきました。
何とか2位だけでも確保して、4年ぶりのCS出場は果たしてほしいけど、ちょっと危なくなってきましたね。

今日から荻野と藤岡がスタメン復帰して、陣容は整いつつあるマリーンズですが、今日のように中堅どころの主軸選手でも代打を出して1点をもぎ取りに行くというのは、当然アリだと思います。
とにかく接戦の拾えるゲームを少しでも拾っていかないと、2位の座も安閑としていられませんから・・・

井口監督の執念、今日は実りませんでしたが、これまでの実績に拘らずに、より調子が良さそうな選手を優先して使うというスタンスは守ってほしいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です