【H5-1M】優勝はホークス

さすがの貫禄といったところでしょうか?
ホークス、やっぱり強い。こういう大事なゲームになると、相性の悪さなどどこへやら?
投打ともにマリーンズを圧倒して、余裕の?優勝決定です。
特に先発の和田投手、制球・緩急とも絶妙。売り出し中の藤原選手にもバッティングらしいバッティングをさせませんでした。

マリーンズは、先発石川が5回までは和田に負けない内容の投球をしていただけに、何とか食らいついてモノにしたい一戦でしたが、6回に甲斐選手に浴びた2ランが大きすぎましたね。
内角高めの難しいボールでしたが、読んでいたのかな?
クルッと身体を回してレフトポール際ギリギリに叩き込む見事な一撃でした。

あの段階で、相手は8回にモイネロ、9回に森が控えていることを考えると、ほとんど勝ち目がなくなったといっていいと思います。

ただ明日からのゲーム。ホークスには消化試合ですが、ライオンズに再び2ゲーム差に迫られたマリーンズにとっては依然として正念場です。
落ち込んでいるヒマはありません。
特に今日は左腕の先発なのにスタメン落ちしていた井上選手。
先日の涙の決勝タイムリーで満足してしまったのかな?
このままシーズンが終わっていいのですか?奮起一番、ホームランを打てとは言いませんが、右狙いでも何でもいいから走者を還す打撃をしてほしい。
もちろん全部が彼のせいではないけど、ここのところフン詰まりの残塁ゲームばかりですからね・・・

唐突に話題を変えてスミマセン。昨日のドラフト。皆さんご存知の通り、マリーンズの交渉権獲得選手は下表の通りです。

本命の早大・早川投手は抽選負けでしたが、やはり左腕の法大・鈴木投手を外れ1位で指名。
まぁ、外れの方が活躍した例などナンボでもありますから、期待したいですね。
ただ早川投手、千葉県内の横芝の出身、木更津総合を甲子園に導いたエースでもありましたし、残念でした。
思えば2015年、イーグルスと競合になって抽選勝ちした平沢選手は相手の地元の仙台育英出身。今度はイーグルスにこちらの地元選手を獲られてしまいました。

昔から言われていることですが、人の運命をクジで決めるというのは、私もどうかと思います。
選手はNPBという会社(組織)に就職するようなもので、配属先(球団)までは自身の望み通りにならないという理屈もわかります。
ただ、マトモな民間企業がクジで新入社員の配属を決めるとは思えません。
当然、本人の希望や適性は配慮しているはずです。
別に早川投手がマリーンズに入れなかったから、という訳ではありませんが、ある程度、選手本人の希望や地域性を配慮したやり方に変えていく時期でもあるように思います。

まぁ、それは置いておいても、今回のドラフト。バランス的にはまずまずでしょうか?
育成含む9選手の内訳は、ポジション別では投手5名、捕手1名、内野手1名、外野手2名。出身カテゴリー別では、大学4名、独立L1名、高校4名というものでした。

層の薄い内野に一人だけでいいのかい?とも思いますが、今年はセンバツも選手権も中止となった中、実力判定が難しかったはずの高校生を半数近く指名したのは勇気ある姿勢だったと思います。
特に期待したいのは5位指名の西川選手。
高校通算55本塁打だそうです。レベルの高い神奈川の高校で、しかも今年の試合数は少なかったはずなのにそれだけ打てるとは、3年後はジャイアンツの岡本並みになってくれるのでは?と思いたくなります。

待望の右のスラッガー候補ですし、将来、3番藤原・4番安田・5番西川のクリーンアップなんてのが完成すれば、当たりはずれの激しい外国人選手を頼らずに済みますからね。

夢は広がりますが、プロは成功者は一握りの厳しい世界。
この中でもおそらく5年後は、半数以上の選手は退団しているかもしれません。
それぞれ悔いのないよう、努力を積み重ねられることを期待したいと思います。

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