9回土壇場、3点ビハインド、よく追いつきました。
ファイターズのクローザー杉浦投手、際どい球をことごとくボール判定されて、やや気の毒な感じもありましたが、田村選手の追撃タイムリーで2点差になった後は、腕が縮こまってましたね。
ただ、必ず甘い球でストライクを取りに来ると見切って、好球を見逃さなかった2点目タイムリーの荻野選手、同点タイムリーの中村選手。
さすがに3割バッターであるところを見せました。
その後の二死満塁の場面、井口監督は山口選手をそのまま打席に送りましたが、代打にしぶとい角中選手の方が良かったかもしれませんね。
山口選手、気持ちがはやったのでしょうか?
初球・二球目のボールになるスライダーを空振りして、アップアップの相手を助けてしまいました。
まぁ、贅沢を言ってはいけませんね(笑)
マリーンズにとっては、勢いのつく引き分けでした。
序盤に3点取られながら6回まで粘った岩下投手も、報われたとは言いませんが、まずまず先発の役割は果たしたと言ってよいと思います。
ただ、よくわからないことがマリーンズ・ファイターズに一つずつあるゲームでした。
まずマリーンズ。どう見ても疑問のあるスタメンでした。
ライトに和田、ショートに小川を抜擢起用。
若手にチャンスを与えたいというのはわからなくはありませんが、前カードのホークス3連戦、ライトに入っていた岡、ショートのエチェバリアはともに結果を出していましたからねぇ?
特に和田選手については、私も代走屋で終わってほしくないとは思ってます。
スタメン起用で、ファームでワギータと言われたフルスイングを見せてほしいとも思いますが、それはホームゲームのときで良いのではないですかね?
2位に1ゲーム差と迫っているなかでのビジターゲーム、しかもここのところ安定して結果を出している岡選手を差し置いて、というのは唐突感がありすぎました・・・
そしてファイターズの方ですが、4回まで三振を6個奪って、まだ52球しか投げていないバーヘイゲン投手を突如交代。
結果的に同点に追いつかれたのは、9回の杉浦投手ですから、特にマリーンズにとって助かったということでもないかもしれませんが、何とも不可解ですね。
最初からオープナーとしての起用だったのでしょうか?
だとしても、あれだけ内容の良い投球だったわけですから、ファイターズのファンの方も訝しく思われたのではないですかね?
まぁ、そんなこんながあったゲームでしたが、負けゲームを引き分けられたのが大きいことには違いありません。
今日は仙台での首位攻防戦は雨天中止だったようですが、この3連戦で首位バファローズとのゲーム差を3以内程度に詰められるようなことがあれば、面白いことになりそうです。
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