【E0-1M】シビれた9回の攻防

マリーンズ、敵地で3連勝!
今日はBS12のビジター応援チャンネルで観戦していたのですが、里崎氏、歌手河野万里奈さん、吉田アナのトリオ、3タテのタテって何だ?という話を結構長くしてましたね。
言われてみれば確かに日本語としての意味は私も理解せずに使っていました。
何でも、負けたという意味らしく、勝った側が使うのは本来誤りだそうです。ホントかな?

まぁ、それはともかく9回表裏の攻防はシビれました。
イーグルスは石橋-酒居ー安楽。マリーンズはロメロー国吉ー佐々木千隼がスキを見せず8回終了まで0-0。
特に石橋、ロメロの両先発がいずれ劣らぬ好投を見せました。
ロメロ投手、前回登板のホークス戦も内容は悪くありませんでしたが、今回も左腕からの癖球が低めに決まってました。
吉田アナによれば、ドラゴンズ時代には中盤に突如四球を連発して崩れることが多かったそうですが、逆に言えば制球さえしっかりしていればなかなか打たれないということでもあります。
今日は6回を無失点、今後に充分期待が持てるナイスピッチでした。

そして9回表、相手は松井裕樹不在のため宋家豪をマウンドに送ります。
先頭の中村は四球、井口監督は勝負をかけて代走和田。
次打者マーティンはボテボテのセカンドゴロでしたが、二塁封殺を焦った浅村が悪送球で無死二三塁、願ってもないチャンスが訪れます。
ランナーが超俊足の和田選手だったことが、相手のミスを引き出したとも言えるかな?

普通に考えれば、次打者のレアードかその次の佐藤のどちらかが外野フライぐらいは打つだろう、いや、内野ゴロでも三塁ランナーは和田なので点は入るだろうという場面ですが、レアードは三振、佐藤は三塁ファウルフライ。
おやおや、どうなっちゃうの?まさか無得点?と思われました。
打席は途中出場の田村。
シビれる場面で良く打ちましたね。
カウント3-2から際どい球をカットしまくって、最後は10球目を叩いてしぶとく三遊間を破りました。
ここのところは先発マスクを加藤捕手に譲り、またチーム状態もいいだけに、本人、心中穏やかではなかったでしょうね?
打席で何度も深呼吸を繰り返し、心なしか涙目にも見えました。
ただ最後はその必死さが報われました。

またその裏がまたシビれましたね。
投手は当然クローザーの益田ですが、先頭小深田が内野安打。次打者の鈴木大地は当たっていますが、石井監督は手堅く送りバント。
結果論ですが、大地選手、古巣のマリーンズ戦はやたらと打つので、強攻の方が怖かったかもしれません。
そして打席は浅村選手、ライト線への糸を引くような打球。
「ヤラレタ」って(マリーンズファンの)誰もが思ったと思いますが、ライトの守備に入っていた和田選手が快足を飛ばしてスーパーキャッチ。
これも結果論かもしれませんが、決して鈍足ではない(むしろ俊足の部類)中村選手に、勝負をかけて代走を送って、そのまま守備につかせた井口采配がここでも生きました。

益田投手、最後は島内選手をフルカウントから、シンカーを振らせてゲームセット。
田村捕手の好リードも光りました。

際どい勝負をモノにしてカード3連勝のマリーンズ。
(勝った側なので、3タテとは書かないようにします・・・笑)
3位のイーグルスに2ゲーム差をつけ、あとは首位のバファローズを追いかけるだけですね。
弱点と言われがちな先発投手陣にとって、昨日の佐々木朗希、今日のロメロの好投はとてつもなく大きいですね。
千葉移転後、初のシーズン1位でのリーグ優勝の可能性が現実味を帯びてきたかな?
何だか期待してしまうのば怖い気もしますが(笑)
楽しみなシーズン終盤になりそうです。

ただ、その前に来週、苦手のライオンズ相手ですが、何とかマリン1000勝ですね。

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