【M5-1L】マリン1000勝は快勝

千葉ロッテマリーンズ球団、マリンスタジアム通算1000勝おめでとうございます。
多くの選手、指導者、スタッフが関わった末の金字塔ですね。
そして、もっとも「おめでとう」と言われるべきは、全てのゲームのアナウンスを担当され、1000勝全てを見届けた谷保恵美さんかもしれません。

まぁ、私のような天邪鬼(?)は、その間何敗しているのかも興味があります。
ネット情報を少しさらってみたのですが、わかりませんでした。
多分負け越しているのでしょうねぇ・・・最初は弱かったですからね。

ロッテ球団が千葉にやってきたのは1992年、マリンスタジアムは90年の開場でした。
せっかく神奈川の横浜スタジアムや埼玉の西武球場に負けない、メジャー仕様の球場が我が千葉県にできたというのに、なかなか誘致球団が決まらず、イライラしていたものです。
当時の報道では、ヤクルトが本命のように言われていましたが、私は無理だと思っていました。
都内の一等地の球場(神宮)を離れて、海っぺりの交通も不便な本拠地に移転するとは思えませんでしたから・・・
結局、ロッテに決まってガッカリしている人も多かったですね。
何しろ当時のロッテといえば、オンボロの川崎球場を舞台に連日閑古鳥のなかでゲームをやっていた、日陰のパリーグの中でも不人気ぶりでは他を圧倒していましたから・・・

ただ、私はそれでも嬉しかった。
やっと地元千葉にプロ球団が出来ると思うと、ワクワク感がありました。

最初は悪名高き?ピンクユニの時代(92~94年)
球団としては、川崎時代のうらぶれたイメージを払拭したくて、若い女性にアピールしそうな色にしたのかもしれませんが、プロ野球の長い歴史の中で、最も弱そうなユニフォームであったと思います(笑)
そしてチーム成績も予想通り?低迷。
後に日本一監督になる西村さんや、パリーグの連続試合出場記録を作った愛甲さんら、職人的な選手はいましたが、いかにも戦力不足でしたね。
八木沢監督も気の毒だったと思います。
ただこの頃、若手から主力に成長しつつあったのが、伊良部さん、小宮山さん、初芝さん、堀さんといったあたりです。

そして95年、広岡GM-バレンタイン監督の体制で2位に躍進。
ユニフォームも現在まで続く縦縞に代わりました。
伊良部・小宮山にヒルマンを加えた先発三本柱に成本・河本のダブルストッパー、打線は堀・フランコ・初芝のクリーンアップが打率3割を越え、伊良部さんは防御率一位、初芝さんは打点王を獲得、その後に大いに期待を抱かせたものです。
ただ、広岡氏-バレンタイン氏の確執から体制は一年で崩壊。
もとの万年Bクラスに逆戻りです。

その後は、江尻亮・近藤昭仁・山本功児の各氏が監督を務めますが、いずれも成績はパッとしません。
特に、忘れようにも忘れられないのが、98年、近藤政権下の18連敗ですね。
大敗、競り負け、逆転負け、延長サヨナラ負け・・・ありとあらゆる負け方が凝縮された、ある意味濃密な?期間でした。
ただ、悪いことばかりではなかった。
どんなに負けが続いても「俺たちの誇り」を歌いチームを励ますマリーンズサポーターが全国区になりましたし、「七夕の悲劇」の主役だったジョニー黒木氏もパを代表するスターに駆け上がりました。
また、この頃は後の日本一に大きく貢献する選手達が、着実に力をつけてきた時代でもあります。
福浦さん、サブローさん、小坂さん等が弱かったチームで奮闘していましたね。

そして一気に花開く2005年がやってきます。
率いるのは2期目の監督となるボビー・パレンタイン。
日替わり打線に代表される斬新な戦法を駆使しながら、明るいキャラでチームを盛り上げ、巣食っていたコンプレックスを一掃。
ベニー、フランコ(95年のフランコとは別人)、イ・スンヨプらの補強が当たり、西岡・今江らの若手も躍動します。
レギュラーシーズンこそ2位でしたが、プレーオフではパリーグ史に残る名勝負を演じ、最後は里崎氏のレフトフェンス直撃の決勝打で、ホークスを下してリーグ優勝。
(当時はプレーオフに勝ったチームが優勝でした)
勢いを駆って臨んだ日本シリーズでは、タイガースに4連勝、そのうち3試合で2ケタ得点と圧倒的な強さを見せます。
このあたりからですね、パリーグとセリーグの実力差がはっきりしだしたのは。

ただ、マリーンズらしいといえばらしいのですが、黄金時代が続くことはありませんでした。
2010年には、西村監督の元、レギュラーシーズン3位からの下克上日本一を果しますが、地力という面では、ホークスやライオンズの後塵を拝す時代が続きます。
投手陣では清水氏、小林(宏)氏、成瀬氏、YFKといわれた救援の3人(小林(雅)、薮田、藤田の各氏)ら、野手では里崎氏や中堅になった西岡・今江の両氏ら、決して悪いメンバーではないのですが、ホークスやライオンズ、それに2000年代後半に強くなったファイターズといったあたりと比べると、選手のスケール感では劣っていたかなぁと思いますね。
まぁ、これはドラフトの指名が大学生や社会人の即戦力に偏っていたことが原因だったと思ってます。

マリーンズは決して高卒選手が育たないチームではありません。
前述のメンバーで言えば、伊良部、堀、福浦、サブロー、西岡、今江、成瀬の各氏は皆高卒生え抜きの選手でした。
ただ、2000年代以降の選手で言えば、ダルビッシュ・田中マークン・大谷翔平といったエース達(大谷君は二刀流ですが)、中村おかわり・(大卒ですが)ギータ・中田翔といったスラッガー達に匹敵する選手は残念ながらマリーンズからは出ていません。
結局、西村監督の後の伊東監督(2013~17)の時代も、強くも弱くもない、中途半端な成績でした。

そして2018年からは井口政権、球団も無難な即戦力志向から、伸びしろの大きい高卒の大物選手にアタックするようにシフトしてきましたね。
平沢・安田・藤原、そして佐々木朗希。
競合覚悟で、高卒の有望株を1位指名し、クジ運の良さにも助けられ彼らを獲得することができました。
安田君・藤原君はレギュラーに定着しつつあり、 朗希君も先日プロ2勝目をあげました。
(二軍で燻っている平沢君以外は)まずまず順調に成長中と言えるかもしれません。
もちろん今年優勝してもらうに越したことはないのですが、とにかく投打の核になる選手を育てて、長期に渡って強いチームを目指してほしいですね。

そんなこんなで、92年以来のマリーンズ30年史というか、個人的に印象に残ったこと、感じることをダラダラと書き連ねてしまいました。
長文失礼いたしました。

最後に今日のゲーム、マリン1000勝を飾るにふさわしいナイスゲームでした。
先発美馬投手は7回を79球にまとめて1失点、打線も今年はやられっぱなしだった高橋光成投手を攻略。
なんといっても、憎っくき?ライオンズに完勝というのが気分いいですね(笑)
首位バファローズと1、5差。冗談抜きで優勝が見えてきました。
まぁ、もちろんあと40ゲーム以上残っていますし、これから山あり谷ありになると思いますが、本当に夢の?シーズン1位を期待していいのか?
ファンとしては、まだ訝しく思うところがないではあません。
ただ選手達は全力で戦うだけ、今年は球場で声を張り上げるわけにはいかず、残念ですが、それでも健闘を祈ります。それしか出来ないですものね・・・

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