【M6-0Bu】佐々木朗希、史上最高の投球か

いやぁ、凄いモノを見せてもらいました。
私、何十年もプロ野球を見続けていますが、完全試合を目撃できたのは初めてです。
前回は94年の槇原寛己さんですが、当時よりは打撃技術ははるかに進歩していると思います。
しかも相手は去年のパリーグ覇者。吉田選手や福田選手ら、ミートに長けた打者が多いチームです。
佐々木朗希投手、そのバファローズ打線をまったく寄せ付けない、何やら格下の高校チームあたりを相手に投球しているような雰囲気でした。

でもまぁ、それにしても凄すぎです。
完全試合だけでも凄いのですが、13者連続奪三振(日本新記録)、1試合19奪三振(日本タイ記録)も合わさってますからね・・・

ちなみにこれまでの連続奪三振記録は9、57年に阪急の梶本隆夫さん、58年に東映の土橋正幸さんが達成されています。
梶本さんは通算254勝を上げている大投手、土橋さんも東映初の日本一の時のシリーズMVP、通算162勝はフライヤーズ~ファイターズ史を通じて最多です。
また、前回の19奪三振は忘れもしない95年、当時はブルーウェイブと名乗っていたオリックスの野田浩二さんが同じマリンスタジアムで達成されたものです。
あの時の野田さんもフォークが鋭角に落ちまくる凄い投球でしたが、同じオリックス相手にチームとしても27年ぶりにお釣りが来るほどやり返しました。
ロッテとしてのこれまでの記録は村田兆治さんの16だったそうです。

つらつらと過去の名投手たちの名前を出してきましたが、何を言いたいかというと、朗希投手、ある意味たったの1試合で錚々たる名投手に並んでしまったかも?ということです。
仮に明日引退するとしても(そんなことはありえませんが)充分レジェンドになれますよね。

まだ二十歳の若者、ホントに末恐ろしい・・・
ただ、彼の場合、風貌や言動に浮ついたところはまったく見られません。
CS解説の有藤さん、次戦も完全試合を狙え、などとコメントされていましたが、本当にやりかねないと思わせるほどのポテンシャルの高さです。

今日のゲームは好リードに加え、ダメ押しの満塁走者一掃ツーベースがあった松川選手もヒーローなのですが、何しろ朗希投手に相手打線だけでなく、スタンドも圧倒されてしまったようなゲームで、6点取った打線のことはほとんど記憶に残っていません(笑)
(有藤さんは、なぜ松川をヒロインに呼ばないと憤慨されてましたね)
1試合の投球としては、プロ野球始まって以来、最高の内容だったかもしれません。

ファンの一人として、TV越しとはいえ、間違いなく伝説のゲームとなる一戦をリアルタイムで視聴できたことを、素直に喜びたいと思います。

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