【M3-5H】この1点をつかみとれない・・・

今季はやたらと尾を引く負け方をしているマリーンズ、今日もまた、です。
序盤は予想通り、佐々木、千賀の投手戦で始まりました。
佐々木朗希、さすがに中11日もあけただけあって、体調万全だったのでしょうか?
今日も最速164Kのストレートが唸りをあげてましたね。

打線も珍しく?千賀を捉え、6回に山口と菅野のタイムリーで逆転。3-1のリードになります。
この後、安田が続いて左中間を破るのですが、一走菅野が本塁憤死、安田も三塁を狙ってタッチアウト。
結果論ですが、ここで1点追加できなかったのが、後々効いちゃいました・・・

佐々木朗希は結局6回91球で交代。
被安打6、奪三振11、自責点1、先発の役割はキッチリ果たしました。
際どい球のボール判定はありましたが、さすがに今日は不満気な表情は浮かべていませんでしたね(笑)
ただ、中11日で休養充分だったはず、もう1回いってほしかったかなぁ?
心配された?メンタル面はまったく大丈夫そうでしたけどね。

ともあれ、7回東條、8回ゲレーロの中継ぎ陣も好投。
2点リードでクローザー益田が登場し、完全に勝ちパターンに入ったはずでした。
ここからがさすがホークスというか、底力の差を見せつけられましたね。
9回、代打の中谷選手がまさかの同点2ラン。
シンカーが甘く入りましたが、一撃で仕留められました。
失礼ながら、中谷という名は私、初めて聞きました。
無名選手?があの場面で出てきて、相手の守護神から一発。いやはや恐るべし、やっぱり強いとしか言いようがありません。

その裏、マリーンズも先頭高部が出塁してサヨナラ機をつかみますが、次打者の中村奨吾が簡単に送りバント。
セオリー通りといえばそうなのですが、あの状況で相手が嫌がる戦法ではなかったと思います。
今のマリーンズで一死二塁でタイムリーなど出そうな雰囲気はまったくありません。
佐藤都志也を申告敬遠されて、守備固めで入っていた小川龍成はあっさり初球をポップフライ。
続く菅野もショートゴロ・・・
なんとしても無死または一死で三塁にランナーを置き、ヒット以外でも得点できる状況にしないと、今のマリーンズでは苦しいですね。

対照的だったのが11回表のホークス。
先頭の三森選手が出塁すると、すかさず初球に盗塁。
すっかりバントと決めつけていた柿沼捕手、虚を突かれてワンバウンド送球。
次打者の送りバントであっさり一死三塁をつくられ、この回から登板の田中投手、グラシアル選手に決勝打を浴びます。
解説の里崎氏は「今日のグラシアルは外角にあっている。内角をえぐるシュートで勝負すべき」と口を酸っぱくしていましたが、やはりというか、今のマリーンズらしいというか、外角のスライダーをライト前に持っていかれました。
柿沼捕手、途中出場だったから、今日の相手打者の傾向がつかめていなかったかもしれませんが、ちょっと言い訳きかない感じもしますね。

あのあたり、執念というより、1点を取る手順をホークスは熟知しているということでしょう。
これまでの積み重ねもあるでしょうし、キャンプの時からの教育の賜物であるかもしれません。
いずれにしても、「この1点をつかみとる」攻撃はまったくできないマリーンズとは大違いです。
マリーンズは浮上のキッカケをまったくつかめず、これで借金6。

井口監督、佐々木朗希を大事にすることに集中して、肝心のチームの勝敗は二の次になっているのでは?と言いたくもなりますね。

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