やや遅くなりましたが、今年の初投稿になります。
今更ですが、新年あけましておめでとうございます。
3、4日前になりますが、千葉市がマリンスタジアムの改修やら移転やらを検討していて、ロッテ球団にも相談があったとのニュースがありましたね。
年明け早々、気になる記事だったので、コメントさせてください。
しかし早いものですねぇ、マリンが出来てもう30年ですか。
開場当初はまだ日本では珍しかったメジャー並みのグラウンドサイズを持つ球場として、脚光を浴びたものです。
サークル型っていうんですかね?
2階席を覆う屋根が照明と一体となっている構造も、当時としては斬新で、ようやく千葉にも全国に自慢できる球場が出来て嬉しい思いをしました。
マリーンズの本拠地としてだけでなく、アマチュア野球にも利用されて、特に夏の高校野球の県大会では幾多の名勝負の舞台となりましたね。
なんて書くと、もう球場が取り壊されてしまうみたいですが、実際、はっきりしたことはまだ決まっていないようです。
所有者の千葉市として、そろそろ老朽化が目立ってきたので、今の場所のまま改修を行うか、隣接地(メッセの駐車場のあたりかな?)に新球場を建てるか、決めかねているといったところみたいです。
この機会に一ファンとして希望を言わせてもらうとすれば、改修でも移転でも構わないから、とにかく人工芝はやめてもらって美しい総天然芝の球場を誕生させてほしいですね。
仙台や広島、そして今年開場を控えた北海道、緑鮮やかで美しいフィールドの球場がホントに羨ましい。
見た目の綺麗さだけでなく、選手の足腰への負担もかなり違うようですしね。
人工芝は管理が楽だし、コストパフォーマンスが良いという声も耳にしますが、果たしてそうでしょうか?
当たり前ですが、人工芝は使っていくうちに古くなります。
5~6年に一度は、どの球場でも大がかりな張替え工事をやってますよね。
天然芝は、手入れをキチンとやっていれば、古くなるということはありませんから、何十年かをトータルで見たら、大規模張替えの必要がないだけかえって安上がりかもしれません。
逆に、絶対にやめてほしいのは完全密閉のドーム化。
雨天中止がなくなるとか、他のコンサートなどのイベントがしやすくなるとか、メリットもいろいろあるドーム球場ですが、松井秀喜さんがかって言っていたように「野球は自然の中で楽しむもの」だと私も思います。
いいじゃないですか?何も豪雨のときに野球をやらなくても。
私はマリンの2階席で観戦することが多いのですが、夏の夕暮れ、東京湾に沈む夕日を見ながら風に吹かれて飲むビールの味はこの上なく贅沢に思えます。
まぁ、移転して新球場となる場合は、立地や形状によってはその光景は見られなくなるのかもしれませんが・・・
一ファンとして勝手な思いを書かせていただきました。
千葉市としても税金を使うわけですから、慎重にコストパフォーマンスを考慮するのは当然だと思います。
ただ、機能や収益性のみに偏って、野球の美しさをスポイルしてしまうようなことだけは止めてほしいですね。
今は「素晴らしい球場が出来る期待」と「安易なドーム化をされてしまう不安」が半々ってとこかな。
もちろん結果が前者になることを願ってやみません。
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