CS解説の有藤さんも言っていましたが、マリーンズが打ち込んだというより、ホークスが勝手に崩れてくれたようなゲームでした。
藤井投手、開幕2戦目では手も足も出ない感じでやられていましたが、今日も序盤はそんな感じでしたね。
威力充分の速球が低めに決まり、変化球も鋭く、制球も安定していました。
救いはこちらの西野投手が負けないぐらいの内容でノースコアゲームに持ち込んでいたことでした。
そしてゲームが動いたのは5回、安田選手の内野安打を皮切りに井上選手・ポランコ選手が連続四球で無死満塁。
田村選手が倒れた後に平沢選手が一二塁間を破るタイムリーで先制。
さらに二死後に友杉選手は押し出し四球、中村選手のサードゴロは栗原選手が弾いて3点。
3点取ったとはいえ、四球3つにエラーが1つ、ヒット2本はいずれもコースヒット。
有藤さんの言う通り、相手に貰ったような得点でした。
ただ、内容はどうあれ、先制は先制。
西野投手は自身のペースを一切崩すことはなく、角度のついた低めの速球とフォーク・スライダーをバランス良く投げ分けてホークス打線を翻弄します。
7回無失点、昨日の佐々木朗希に勝るとも劣らないナイスピッチでした。
それにしても藤井投手の突然の乱調は不可解でしたね。
どうしちゃったんでしょう??
このあたりが先発転向したばかりで、まだ経験が浅いところなんですかね?
ただ思うのは、開幕の福岡3連戦では鬼人の如く強く見えたホークスが、すっかり迫力を無くしているということ。
あれだけやられた栗原選手も音無しですものね。
この機に乗じて?明日勝ってビジターでやられた3タテをホームで綺麗にお返しといきたいですね。
明日の先発は種市投手、1勝2敗とはいえ、ここまでの内容は良く防御率は1.84。
相手は開幕戦でやられた左腕の大関投手ですが、不振をかこう右打者達、中村・山口・井上といったあたりの奮起に期待です。
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