【D1-2M】フン詰まりだったけど勝った

昨日は思わぬ大差でセリーグ最下位のドラゴンズに敗れたマリーンズ。
今日も内容的にはあまりいいゲームではなかったと思いますが、投手陣の踏ん張りと相手の元気のなさに助けられて、何とか1点差勝ちです。
打線は毎回のようにチャンスを作りながら2点どまり、典型的なフン詰まりゲームで見ていてイライラしましたが、まぁ勝ったから良しです(笑)

先発の種市投手、彼らしい荒れ球が多く、相変わらずの球数の多さでしたが、5回2/3を1失点で4勝目をゲット。
主審の津川さんが割と低めの際どい球をストライクに取ってくれていたのにも助けられましたね。
ただ、マリーンズ16番の前任者、相手先発の涌井投手を向こうに回して若者らしくストレートで押し込む投球が出来ていたのは立派でした。
できれば6回は投げ切ってほしかったですが、1点差で二死ながら走者を二人おいて相手は売り出し中の4番細川選手でしたから、真っ向勝負型の種市投手よりも、(おそらく細川選手が見たこともないような)速いモーションから際どいコースに変化球を操る東妻投手の方が抑える確率が高いといいうことなんでしょう。
当然の判断だと思います。

しかしその東妻投手、デビュー当時は155K前後のストレートが売りの速球投手でしたが、すっかり変わりましたね。
当時は今ほどモーションは速くなかったし、制球も良くなかった。
球速はめっきり落ちましたが、変化球の出し入れは抜群に上手くなりました。
2年目から低迷が続いていましたから、プロで生き残っていくためにどう変わるべきか、必死に考えたんでしょうね。
まだ力が衰えたわけではない20代の投手、自身の現実を見据えて変る勇気を持っていたということなんだと思います。
頭が下がりますね。
今日はワンポイントでしたが、細川選手を三振に打ち取ってピンチ脱出、大きく勝利に貢献するナイスピッチでした。

そして7回からペルドモ-復帰の澤村-益田の勝ちパターンリレーが決まって、1点差を逃げ切り。
打線はヒット10本で2点のみでしたから、快勝というわけではありませんが、強いチームほど不細工な攻撃を繰り返しているゲームでもしぶとく勝ち切ったりしますからね。

安田選手は昨日に続きマルチヒット、大分復調気配になってきましたし、山口選手にもタイムリーが出たので、まぁ良しとしましょう(笑)

大事なのは明日、勝てば3カード連続の勝ち越しとなり交流戦5割になります。
先発の美馬投手、今季は今のところいいところがありませんが、相手打線もそれほど爆発力はありません。
制球重視で粘り強く投げていけば、今季初勝利が見えてくる可能性はあります。
彼らしいノラリクラリで、イニングを稼いでいってほしいですね。

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