佐々木朗希投手、ようやく契約更改とのこと、何だかよくわからないスッタモンダでしたね。
要は早くメジャーに行かせろ、ということなのでしょうが、ちょっとズレてる感は否めませんでした。
何はともあれ、キャンプ前に今季契約が成立したことは良かったのですが・・・
まぁ、あくまで私の思うところなのですが、彼(というか彼の取り巻き)、世論を読み違えた感じがします。
「純朴な若者の夢(メジャー)を妨害する悪賢い大人たち(球団)」という図式を想定していたのかな?
実際の世論は逆に振れちゃいました。
「あれだけ大事にしてもらった球団に、後ろ足で砂をかけていく振る舞いの小僧」みたいになっちゃいました。
確かに過保護が過ぎると言われるほどに、腫物に触るような扱いでしたからね。
結果、未だにタイトル獲得どころか規定投球回に達することもなく、実績だけをみたら同期の宮城投手に水をあけられているのが現実です。
それでとにかくメジャーに行かせろ、ってのはちょっと・・・と(私を含む)多くのファンが感じてしまったということでしょう。
今日の契約更改の記者会見、本人からは「ご心配をおかけしました」とファンへの謝罪とともに「目の前のシーズンをしっかりプレーしたい」とコメントがあったようです。
心からのものであると願いたいものです。
一方、球団の松本本部長(90年代後半に南渕さんと二塁のポジションを争った方ですね、フロント入りしていつの間にか出世されましたね)からも「朗希投手が一方的にワガママを言ったというではない、球団にも落ち度があった」との発言があったとのこと。
「球団の落ち度」というのは何??と気にならなくもありませんが、ひとまず最悪の事態は回避され、朗希投手は今季もマリーンズでプレーしてくれます。
私も一時は「あんな奴いらねぇ、そんなに行きたきゃメジャーでもどこでもとっとと行ってくれ」ぐらいに思っていましたが、こうして契約が成った以上、少なくとも今季は「フォアザマリーンズ」の気概で、1シーズン、きっちりローテを守ってほしい。
野球ファンなら誰でも思うように、ポテンシャルは図抜けている投手ですからね。
彼がローテの軸として15~20勝ぐらいして、安田・山口・藤原らの若手野手陣が主力に定着すれば、優勝を狙えるどころか、本命扱いされてもおかしくないチームです。
「雨降って地固まる」なんてことわざもありますが、この一件を貴重な経験として、(いずれはメジャーに行くにしても)今季はチームの優勝に向け、力を尽くしてくれるものと信じたいですね。
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