【M7-1H】鈴木と益田にアッパレ!!

最終的な点差は離れましたが、痺れる展開になりましたね。
ブルペンデーとしてスタートしたゲーム。
岩下-中村—澤田-坂本と繋いで6回まで無失点。
各投手、それぞれ持ち味を生かしたナイスピッチで、吉井監督の願っていた以上に上手くいっちゃった流れだったと思います。
ただやっぱり、こういう出来すぎみたいな展開に限って終盤にひと波乱・ふた波乱があるものですね(笑)

監督の思惑では7回に澤村、8回に鈴木、9回に益田と繋ぐ心づもりだったのだと思います。
ところが7回の澤村投手、制球不安定が極まって何と三者連続の四球で無死満塁。
彼、前回登板の19日のファイターズ戦でも、ストライクが入らずにアップアップだったのですが、どうしちゃったのでしょう?
元々それほどコントロールが悪い投手、という印象はなかったのですが、とにかくストレートが浮いてしまって、ボールゾーンのスプリットを相手が振ってくれるのを期待するしかないような内容でした。
この時点で2点リードでしたが、最早風前の灯です・・・

たまらず吉井監督、鈴木投手にスイッチ。
打者は代打の中村晃選手、ミート力では球界№1といってもおかしくない巧打者。
もう同点までは覚悟するしかない場面でしたね。

ただ、ここで打球はワンバウンドで投手のやや一塁寄りに。
鈴木投手、逆シングルで捕ってバックホーム。
都志也捕手が一塁へ転送して、まさかのゲッツー!!
次打者の三森選手もショートゴロに打ち取って、絶体絶命のピンチを無失点で凌ぎました。
鈴木投手、予期しない形での前倒し登板だったと思いますが、バタつかずに落ち着いていたのはお見事でした。
投ゴロも決して易しい打球ではなかったと思いますが、慌てずに処理した冷静さが光りましたね。

続く8回は、国吉投手の登板。
彼も予定外の登板だったと思いますが、二死まではポンポンと取れました。
ヤレヤレと思ったのも束の間、さすがにホークスのクリーンアップは簡単にアウトになってくれません。
柳田選手四球から、山川選手の打球は深々と右中間を破って柳田ホームイン、1点差に迫られます。
ただ、ここで山川選手が一塁に止まってくれたのは助かりました。
打球が速かったとはいえ、右中間真っ二つですから、足に自信がない彼でも二塁までは充分行けたように思えました。
次打者の近藤選手はレフトへのヒットでしたから、二塁に行かれていればタイムリーで同点でした・・・
そして国吉投手、栗原選手に四球を与えてまたまた満塁。

吉井監督、また予定を前倒して益田投手をマウンドに送らざるを得なくなりました。
ただ、ここでは益田投手がお見事!!
川村選手相手に全球ストレートで三球三振。
変に変化球を振らせようと際どいコースを狙うと、見逃されてカウントが苦しくなったり、当てられてボテボテのややこしい打球が飛んだりしがちですからね。
覚悟を決めて直球勝負にいったのが奏功しました。
川村選手も気迫に圧倒されて手が出ない感じでしたね。

鈴木・益田両投手の気迫に触発されたように打線も奮起。
8回裏には下位打線が繋がって、今度はこちらが一死満塁のチャンス。
荻野選手は浅いレフトフライに倒れますが、岡選手、追い込まれた後に死球を受けてガッツポーズ!
この押し出しで、ようやくゲームが決まった感じです。
小川選手や高部選手が必死に走って内野安打をもぎ取ったのが効きました。
結果的には8回はビッグイニング、5点ゲットでスコアは7-1。
ここまでくればさすがにもう安心(笑)
最後は益田投手が三者凡退で締めて、ホークスを3タテ。
マリーンズは8連勝、ホークスとのゲーム差は5、背中が見えてきましたね。

今日は前倒し登板ながら、これぞ火消しという投球を見せた鈴木・益田両投手が大アッパレですね!!
あと、前半にゲームを作った岩下・中村の両投手も功労者だったと思います。
(中村投手、今季初勝利おめでとうございます)
来週の交流戦からは1週6試合が続きます。
二人とも先発経験のある投手、唐川投手やダイクストラ投手らと6番目の先発ポジションを争ってもらっても面白いかもしれませんね。

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