何だか先週の日曜が最終戦だったとは、俄かに信じられない感じです。
マリーンズ、怒涛の1週間でしたね。
吉井監督退任→サブロー新監督の流れは大方の予想通りでしたが、いきなり13人に戦力外通告。
うち5人の育成選手については再契約の見込みとのことですが、マリーンズらしからぬ?早い動きでした。
戦力外組の中には、二木投手、国吉投手、西村投手、岩下投手、それに大下選手といった一軍で実績のあるメンバーもいますから、あらためてプロの世界の厳しさを再認識させられます。
さらに荻野選手と石川(五右衛門の方)投手も退団とのこと。
球団は引退試合を用意してコーチの椅子も用意したようですが、両者とも他球団での現役続行を希望したとのことです。
そしてもう一人、9日には澤村投手の退団も発表されました。
彼も現役続行を目指しているようです。
実際、この中には「まだやれる」人も含まれていると思います。
でも、仕方ないかな?
球団は、とにかく生え抜きの若手選手に機会を与えながら育てていく方に舵を切ったということですよね。
荻野選手なんかは、自慢だった走力の衰えは隠せないにしろ、ファームで3割打っていたわけですから打撃センスはまだまだ健在、右の代打とか、たまにDHで使えば戦力にはなるのだろうと思います。
ただ、そのポジションには岡選手がいる、ということなのでしょう。
私も大好きな選手でしたし、できればマリーンズで現役生活を全うしてほしかったのですが、残念です・・・
同じパリーグで彼と対戦するのはファンとしても辛いものがありますし、できればセのチームに移ってほしいかな?
そして、将来は指導者としてマリーンズに戻ってきてほしいですね。
あと、二木投手ですが、最終戦での登板は「これで最後」と覚悟を決めてのマウンドだったのですかね?
素人目にも、来季以降の活躍は見込めなさそうな内容ではありましたが、球団が引退試合見合いで与えたマウンドだったのかもしれませんね。
現役続行は希望していないとのことですが、一時はローテの中心だった時期もあり、背番号18をつけた投手、ドラフト4位で鹿児島からやってきて、よくやったと思います。
まだまだ若い彼、今後はマリンのマウンドに立っていたことを誇りとして、第2の人生に奮起していただきたいと思っています、おつかれさまでした。
ひょっとしたらですが、それぞれの今季最後の登板で大好投した唐川投手と河村投手も危なかったのかもしれません?
最後にワンチャン生かした形になって、二人とも胸をなでおろしているかもしれませんね?
ただ、ああいうギリの状況で最高の投球をして踏みとどまれたわけですから、逆に来季は大いに期待できると思います。
二人ともローテ定着目指してほしい。
そしてサブロー監督、若手には厳しい練習を課して鍛えまくると宣言。
当然だと思います。
ダントツ最下位の弱いチーム、それが今のマリーンズの現実です。
弱いチームは練習して強くなるしかないですからね。
今季頭角をあらわした西川君、大斗君、寺地君らも来季が正念場です、いつまでも若手でいられるわけでもなく、あっという間に年をとります。
悔いの残らないように、期待されているうちに練習を重ねて確かな技術を自らのものとしていただきたいものです。
また、最後になってしまいましたが、悲しいニュースもありました。
2010年日本シリーズ優勝の時の胴上げ投手、伊藤義弘さんがバイクの事故で亡くなられたとのこと。
まさか!?ですよね。
引退されて、東福岡高校の監督をされていたことは存じ上げていたのですが・・・
小さな身体を目一杯使って、どんどんストレートで押していく小気味の良い投手でした。
勝ってるときでも負けてるときでも投げてくれていましたね。
まだ43歳、人生これからという時ですから、ご本人もさぞかし無念だったことと思います。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
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伊藤義弘さんの訃報には本当に驚かされました。
まだ43歳。
生きていれば楽しいことも沢山あったでしょうに。
また本人のみならず残された方々のことを考えても心が痛みます。
マリーンズの相次ぐベテラン切りは私はチーム改革への本気度を感じました。
これだけの大ナタを振るったのですから若手選手たち、奮起しなきゃ嘘です。
2026年、最下位からの逆襲に期待しています!
コメントありがとうございます。
その通りだと思います。
「まだやれる」ベテラン達をあえて斬って、若手に席を空けているようなものですからね。
今季オフから来季キャンプにかけての鍛錬が勝負所の選手は多いと思います。
レギュラーは獲れる時に獲っておかないと、もっと若い有望株はどんどん入ってきますからね。