昨日は香月選手の初ホームラン、三家選手の初ヒット、東妻投手の初登板。プロ入り初が3つもあっただけに、今日は先発小島投手の初勝利に期待していたのですが、残念でした・・・
6回4失点の敗戦投手ですから、結果としては芳しいものではありませんでしたが、内容はそれほど悪くなかったと思います。
かつての成瀬ばりのテークバックの小さいフォームから、打ちづらそうなボールが随所にありましたし、丁寧に低めを突いていこうという意思も感じられました。
5回に2点を奪われ再リードを許した後、6回のマウンドにも上がって三凡に押さえたのも立派でした。結果的には、好調そうに見えた相手先発の田嶋投手よりも長くマウンドにいたわけですからね。
決して速球投手ではありませんが、前述の成瀬投手や80~90年代に「遅球エース」として名を馳せた阪急ブレーブスの星野伸之さんのような、緩急を駆使して打者を翻弄していく投手に成長してほしいですね。
今後の精進努力に期待です。
また、速球投手といえば、高野投手とタイガースの石崎投手のトレードが決まったとのニュースもありました。
失礼ながら、私は石崎投手の名前すら知らなかったのですが、150K前後のストレートを持つ28歳とのことです。
高野も27歳の速球投手ですが、年齢も投球スタイルも似た者同士の交換ということでしょうか?
まぁ、失礼を承知で言わせてもらえば、自慢のストレートを生かせずに燻っていた投手同士という感じもします・・・
ただ、人間環境が変わって覚醒するということもありますから、石崎投手には、登板過多気味の田中、東条、チェン投手ら救援陣の助けになるような働きを期待したいですね。
高野投手もマリーンズでは持てる力を発揮できませんでしたが、セリーグで心機一転、頑張ってください。
お互いに登板機会は増えるはずですから、ぜひチャンスをモノにしてほしいですね。