今日は5回の4点を守り切っての勝利。マリーンズ、首位ホークスに3タテ食らわせて0.5ゲーム差に迫りました。
最終的な点差は2点でしたが、点差以上に余裕のある試合運びだったと思います。
何だか予定通り、淡々と3連勝したって感じに見えました。
先発の二木がしっかりとゲームを作り、6回2失点のクォリティスタート。
東條-小野-唐川-ハーマンと繋いだ救援陣も、走者は出すもののバタつくことはなく、危ない感じはしませんでした。
特に今日で15試合連続無失点となった唐川投手。
30歳を超えてストレートが速くなっていますね。元々制球力と投球術は持ち合わせている投手。
ルーキーの年から一軍で投げていた経験豊富な投手でもあります。
本音の部分では、先発に戻りたい気持ちもあるかもしれませんが、ジャクソン退団の穴を補って余りある無双ぶり。
少なくとも今季は今の立場で、優勝の立役者の一人を目指して、活躍してほしいと思います。ホールドのタイトルだって充分狙えます。
そして打線。今日は僅か3安打でしたが、全て5回に集中させて4点ゲット。
外野の定位置を争う加藤と菅野が、タイムリーを放ってアピールし、安田にも久々の一発が出ました。
安田のアーチは、彼が得意としている内角やや低めの変化球でしたが、焦ってミスショットせずに一振りで決めたのはナイスでした。
他の打席は全て四球で振りたい気持ちを我慢したうえで、まさしく好球必打の見事なスイングでしたね。
まだまだシーズン中盤。
ペナントレースの展開は予断を許しませんが、マリーンズナインが完全にホークスを見下ろすように野球が出来ているのは心強いですね。
私の記憶では、ホークスとマリーンズがマッチレースで優勝を争うのは2005年以来のはずです。
あの年はレギュラーシーズン2位だったものの、福岡でのプレーオフを3勝2敗で制して優勝。勢いを駆って日本シリーズではタイガースを4タテしたシーズンでした。
もちろん今年も最終的には日本一になってほしいのですが、まずシーズン1位。実現すればロッテ球団としては何と1970年以来ということになります。
救援投手に過度な連投を控えさせ、大事に使っていることが、ヘナントレース終盤で効いてきそうな気がします。