【M9-2E】イーグルスに引導

マリーンズ、イーグルス相手にホームで3連勝。
イーグルス戦は通算で何と9連勝、ゲーム差は5。
残り試合はマリーンズが35、イーグルスが32ですが、優勝争いということで言えばイーグルスを蹴落として、ほぼ引導を渡したと言って良いのではないでしょうか?

それにしても、ベンチの目論見以上に色々なことが上手くいったゲームでした。
まずプロ初先発の河村投手、初回はアップアップの立ち上がりで先制を許しますが、結局5回1失点。
プロ2勝目をゲットです。
とにかくボールを低めに集めようという意思は感じられましたね。
CS解説の有藤さん、もっと打者の目に近い高目の速球やインコースに食い込むボールを活用すべし、と言っていました。
確かにそうなのでしょうが、プロ初先発の緊張感もあったでしょうし、彼、制球が抜群というわけでもありません。
多少連打を食っても大ケガしない外角低めを中心に攻めるというのは、間違っていなかったと思います。井口監督も加藤捕手の好リードを称えていましたね。
首脳陣としては、4回3失点程度は想定していたと思いますが、うれしい誤算になりました。

そして打線、3回に中村選手のソロ、レアード選手の2ランで逆転すると、小刻みに加点して大量リード。
今日も益田投手を休ませることができました。
特にここのところ打率を落としていた中村、昨日はマルチで今日は猛打賞、すっかり立ち直ってきました。
有藤さん、今年はベストナインいけるんじゃないか?と言っていましたが、そのためにも何としても3割超えでのシーズンフィニッシュ、期待したいですね。

また当たりが止まりだした安田選手は多少心配ですが(有藤さん曰く、バットが下から出ている、ということですが、本人もその欠点を自覚しているから、あの妙に左ヒジを上げた構えになっているのかな?)、投打がかみ合って引き分け挟んで4連勝。
このまま優勝まで一直線で行けるか?
もう一山二山あるのか?
わかりませんが、来週からのビジターの6戦(ホークス3連戦とファイターズ3連戦)を五分以上で乗り切れれば、かなりはっきりした可能性になってくると思います。

朝のサンデーモーニングで張本さん、イーグルスとホークスは3位狙いに切り替えたか?と発言されていましたが、百戦錬磨のホークスナインがそう簡単にあきらめるとは思えません。
火曜日からの3連戦、ひっちゃきに3連勝を狙ってくるのではないかな?
幸い、今週末は勝ちパターンの救援陣を休ませられることができましたから、マリーンズとしては勝てる展開になったゲームを確実に取っていきたいですね。

来週以降の2週間。
今シーズンの帰趨を決める時期になりそうです。
マリーンズ、ベンチもナインも、慌てず、落ち着いて丁寧にゲームを運んでいってほしいですね。

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