う~ん、チャンスは作れどもあと一本が出ず、消化不良になってしまいました。
岸、西野のマッチアップで始まったゲーム。
前回は岸投手をKOしたマリーンズ打線ですが、さすがにそう何度もやられてくれる相手ではありませんね。
低め中心に、彼らしく緩急自在の投球で、いいように翻弄されていました。
対する西野投手、ストレートで相手を押し込んではいましたが、いかんせんボールが高かったかな。
心なしか、フォームの重心自体がいつもより突っ張り気味で、高めにしかボールが行かない感じに見えました。
初回に1点失った島内選手のタイムリー後、ライト平沢選手の好送球で一走浅村選手を三塁タッチアウトにして、先制されたものの二死にした場面、次打者の岡島選手にツーベースで余計な?追加点を取られたのが響きました。
あそこで1点止まりにしておけば、まったくわからなかったゲームだと思います。
岸投手、150勝に向けて気合満々でしたから、いきなりの2点ビハインドは重かったですね。
9回には二番手の宮森投手を攻め立てて一死満塁のチャンスを作りましたが、いかにも遅すぎでした。
走者が溜まっているとはいえ、4点ビハインドで松井投手が出てきてはジ・エンドでしたね。
岸投手、150勝達成おめでとうございます。
マリーンズからすれば、ライオンズ在籍時も含め、やられっぱなしの印象がありますが、まさしくボールを操るといった表現がピッタリの、制球抜群のクレバーな投手です。
38歳、微妙な年齢ですが、200勝まであと50勝、投手寿命が延びている昨今ですから、あながち不可能な目標ではありません。
もともと球速に頼る投手ではありませんから、年齢的な衰えも、いわゆる剛腕投手に比べれば遅くなるように思います。
マリーンズ戦を除く(笑)ゲームには頑張っていただきたいですね。
そして、開幕カード以来の3連敗となってしまったマリーンズ。
救いはポランコ選手が一発を含む今季初の猛打賞だったことですかね。
今日は上手くタイミングをあわせて、強いスイングでボールを叩いていました。
少しずつですが、昨年ジャイアンツで24HR打った片鱗を現しはじめています。
何だかんだで投手陣は踏ん張っているマリーンズ、安定的に打線が援護できれば、首位戦線をしばらく突っ走ることも可能です。
明日は粘りの投球が身上の小島投手が先発、まずは今日4タコに終わったトップ打者の平沢選手の奮起を期待です。
クリーンアップは、そこそこ振れていますから、チャンスメーカーの出塁が勝敗を分ける展開になる気がします。
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