中央学院、止まりません!!
今日の準々決勝第3試合、先ほど終わりましたが、昨日広陵相手に劇的な逆転勝利を決めて勢いに乗る青森山田を5-2で下しました。
まだ早いですが?センバツ制覇が見えてきたかな?
今日の先発は甲子園初登板の蔵並投手、これまでの2戦、なぜエースナンバーの彼をマウンドにあげなかったのか訝しく思っていましたが、投球ぶりを見て相馬監督の気持ちがわかるような気がしました。
私、昨年夏の千葉大会でも彼を見ているのですが、そのときは佐々木朗希ばりに足を高く上げて、真っ向から投げ下ろす剛腕投手という感じでしたが、少しフォームが小さくなりましたかね?
腕の振りがコンパクトになって、少し押し出すような投げ方になりボールが高めに抜けがちになっていました。
初戦、二回戦で先発した臼井投手、後半に投げた颯佐投手とも安定していたので、リードしている展開で出すほど、蔵並投手への信頼がなかったのだと思いました。
のっけから辛口コメントですみません。
その蔵並投手、ストレートは130K前後程度で制球も不安定でしたが、結果的にはしっかりゲームを作りました。
三者凡退は一度もなく、8安打5四球を与える内容ではありましたが、適度に荒れていたので相手は的を絞りづらかったのかな?
あと、ピンチの場面では低めのストレート・フォークが割と決まっていました。
結局7回137球を投げて1失点、私の中の剛腕イメージは崩れてしまいましたが、走者を出しても慌てずに粘っていたのは立派でした。
8回から登板の颯佐投手も最後に1点は許しましたが、制球は安定していて危なげない感じでした。
バックもしっかり守って、攻撃時には相手のスキを逃しませんでしたね。
1点ビハインドの2回表、二死からのセカンドゴロエラーから打線が繋がって一挙3点。
4回には攻撃の要になっているトップの青木選手がレフトオーバーのタイムリーで2点追加。
それほど派手に機動力を使うわけではありませんが、バントを決めるべきときには決めて、1点を取りにいきながら、追加点を取れる時には貪欲にいってました。
安打数こそ相手が上回りましたが、常にゲームの主導権を握っていた快勝といって良いと思います。
1日休んで準決勝は30日の土曜日、相手は大阪桐蔭—報徳学園の勝者です。
今大会、これまで割と対戦相手には恵まれた?中央学院ですが、今度ばかりはどちらが来ても関西の超強豪、厳しいゲームになりますね。
臼井、颯佐、蔵並の3投手をどういった順番で投げさせるか?
相馬監督の采配力に期待です。
ナイン一丸、チャレンジャー精神でぶつかっていけば活路は開けると思っています。
ガンバレ中央学院!!
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