【センバツ2019決勝】習志野VS東邦

習志野、残念でした。
結果は既に皆さんご存知の通り、センバツ決勝戦、習志野は0-6で愛知県の東邦高校に敗れています。

平日昼間ですので、私も仕事をしながら、チラチラTVを見るしかなかったのですが、初回に3点先制され、相手の石川投手は隙を見せず、一度もペースを握れないままの完敗だったようです。

しかし、それでも準優勝、昨秋の県大会では2位、関東大会でもベスト4止まりだったわけですから、充分大健闘といってよいと思います。
ゲーム運びの上手さといってはそれまでですが、とにかく1点を取りに行く執念が凄かったですね。
準決勝の明豊戦、私は同僚と食事をしながら観戦していたのですが、6回に2度目の重盗を仕掛け失敗した場面、同僚が「こういう野球のほうがおもしろいなぁ」と呟いたのが印象的でした。
特に図抜けた選手のいない習志野の、盗塁でもスクイズでも何でもやって点を取りに行く野球は確実に人の心をとらえていたと思ってます。

まったく、外国人の長距離砲を手に入れて、一発頼みになっているどこかのプロチームに聞かせてやりたいですね(笑)

また、今大会、サイン盗み騒動やら、「美爆音」が近隣住民の方からクレームがあったやら、ある意味大会随一の注目チームになってしまった面もあり、選手も関係者も大変だったと思います。
ただ、甲子園は球児たちだけでなく、ブラスバンドの部員たちにとっても晴れ舞台。習志野ブラスバンドのレベルの高さをあらためて全国に知らしめる機会にもなりました。

選手、応援団の諸君とも堂々と、胸を張って地元に帰ってきてください。

また、優勝の東邦高校、おめでとうございます。
平成元年と最後の年に優勝という離れ業を成し遂げましたね。
元年の優勝時、のちにドラゴンズに進んだエースの山田喜久夫さんの、小さな体をいっぱいに使ったケレン味のないピッチングは私も良く覚えています。
甲子園史のなかでも、屈指の左腕投手でしたね。

そして明日から夏に向けた戦いが始まります。中央学院、木更津総合、成田、また宿敵の銚子商・・・「打倒習志野」を目指し挑んでくる県内強豪各校を相手にどんな戦いを見せるか?私も楽しみに待ちたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です