【M6-1H】ホークス完全優勝を阻止

ホークスとの最終戦。
今日もまた、苦しいゲームでしたが美馬投手の好投と相手の投手交代の遅れに助けられ、何とかモノにしましたね。
対ホークス2年連続の勝ち越し(12勝11敗1分)、完全優勝を阻止しました。
美馬投手、キャリア2度目の二桁勝利、おめでとうございます。本当にマリーンズに来てくれて良かった。
彼の先発試合は割と打線の援護がありますが、彼自身の投球リズムの良さにも起因しているんでしょうね。

しかし彼に限らず、今年補強した投手達は皆頑張ってますね。
鈴木大地の人的補償として、美馬投手とともにイーグルスからやってきた小野投手、最近は勝ちパターンのセットアッパーでも行けそうな安定ぶりですし、シーズン途中トレード加入の澤村投手は今日も迫力満点のピッチング、150K超えのスプリットは圧巻です。
さらにMLBから緊急補強となったチェン・ウェイン投手も先発できっちりゲームを作っています。

打線さえマトモな状態であれば、こんなに急失速することもなかったはずですが・・・

その打線。今日は結果としては意地を見せた形になりました。
特に5回逆転三塁打の安田君。昨日は何と後輩の藤原君を代打に送られるという屈辱的な仕打ちを受けていましたが、勝負所でよく打ちました。
1点ビハインドの昨日と同じような展開だっただけに、沈滞ムードを吹き飛ばす貴重な一打になったと思います。
本人も「左中間のちょうどうまい所に落ちてくれた」と語っていましたが、完璧に捉えた当たりではなく、相手レフトずグラシアルではなく上手な外野手だったら捕られていたかもしれない打球でしたが、それでも大いにチームを救った一打でした。

「持ってる」という表現はあまり好きではないのですが、屈辱の翌日に悔しさを晴らしてヒーローになるストーリー性を持っているあたり、スターの資質があると思いたいですね。

ただ、6点取ったから打線は立ち直った、とも言えないでしょう。
相手の東浜投手、6回以降は制球定まらず、押し出しを2回も出す乱調ぶりでしたが、規定投球回到達とか防御率タイトルがかかっていたようで、工藤監督、勝敗を度外視して続投させてました。
まぁ、優勝の決まったホークスが、個人タイトルに配慮するのは当然ですが、マリーンズにとっては助かりました。
いつものように、早めの継投で強力救援陣をつぎ込まれていたら、とてもこんな展開にはなっていなかったはずです。
ある意味、「勝たせてもらった」1勝かもしれませんね。

それでも1勝は1勝、依然としてライオンズ有利は動きませんが、明後日からの残り3戦。全勝を狙っていくしかないでしょう。
先発は5回まで全力投球。6回からは唐川-ハーマン-澤村-益田の鉄板リレーでミラクルを起こせるか?
期待していいのか悪いのか・・・(笑)、わかりませんが、ファンとして、一縷の望みを託しながら見守りたいと思います。

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