2日連続のトレード

交流戦直後のマリーンズ、何と2日連続でトレードをまとめました。
ベイスターズ国吉投手と有吉投手、そしてドラゴンズ加藤匠馬捕手と同性の加藤翔平外野手の2組、賛否はともかく、何としても優勝戦線に残りたいというフロントの本気度は伝わってきます。
ただ、有吉投手も翔平選手も一時は主力に近い働きをしてくれた選手ですから、一抹の寂しさは覚えてしまいます。

有吉投手、入団2年目の2018年、先発ローテに入り106イニングを投げて6勝をあげ、大いに期待された翌年に肘の故障で低迷してしまいました。
今にして思えば、新人年の2017年、中継ぎで勝っていても負けていても無理使いされていたのが効いてしまったのか・・・?
それともややアウトステップ気味に開きの早いフォームが災いしたか?
いずれにしても、制球力に優れ、いかにも負けん気の強そうな風貌が示すように度胸もありそうな投手ですから、このまま終わってほしくはないですね。
地元出身(東金商⇒東京情報大)の投手ということもあり、残念ですが新天地での活躍を祈りたいです。

そして加藤翔平選手、足が速く、守りも上手い、左右両打席から長打も打てるスイッチヒッチー。
2017年には98試合に出場、レギュラー一歩手前までいきましたが、結局一二軍を行ったり来たりのエレベーター選手から抜け出せませんでしたね。
ただこれは2010年から数年間のマリーンズのドラフト戦略にも影響されていると思ってます。
荻野・清田・伊志嶺ら似たタイプの外野手ばかり獲ってましたからね。
層を厚くしたと言えば聞こえはいいですが、調子の良さそうな選手をとっかえひっかえの、その場しのぎ的な起用が多く、翔平選手も我慢して使ってもらうことはなかったですからね・・・
「か~とうしょ~へい♪か~とうしょ~へい♪」の応援ソングも好きだったのですが・・・
ただまだそのポテンシャルが失われているという感じではありません。
彼もまた心機一転、名古屋のファンを沸かせる活躍を期待したいですね。

また、マリーンズに加わる国吉投手と加藤捕手。
国吉投手は160k近いストレートを投げる剛腕投手、加藤捕手も強肩ぶりでその名を馳せたキャッチヤーだそうです。
失礼ながら、二人とも主力とは言えなかったからこの時期のトレードになっています。
過度の期待は禁物かもしれませんが、環境が変わって登板機会、出場機会が増えることで覚醒することも珍しいことではありません。

とにかく4人とも、「トレードされてラッキーだった」と思えるようになってくれたらいいですね。

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