【Bu0×-4M】甘いボールは初球が多い

美馬投手の緩急自在の投球と山口選手の一撃で有利に試合を運び、最後は神戸のゲリラ豪雨にも助けられ?
7回途中でコールドゲーム、結局美馬投手は無失点完投で6勝目。
バファローズの先発が山岡投手のときは、好投されながらも結果は勝っているケースが多いように思いますが、今日もそうなりました。相性なんですかね?

それにしても6回の山口選手の3ラン、目の覚めるような打球がレフトスタンド上段に一直線。
打った瞬間ホームランとわかる素晴らしい弾道でした。
確かに真ん中高めの甘いストレートでしたが、チャンスの場面で初球からフルスイングにいった山口君の決断力の勝利といえるでしょう。

どうも今季のマリーンズの打者は、勝負が遅いというか、初球に甘い球が来ても呆然と見送ってしまうことが多いように思います。特に安田選手。
これ、昨年一昨年あたりに、四球の多さが得点力に繋がっているとかで変に褒められたもので、選手達が少し勘違いしちゃったような気がしてたんですよね。
確かに四球をとるのも、投手に球数を投げさせるのも大事なことだと思います。
ただ、初球とフルカウントとどちらが甘いボールが来やすいかといったら、疑いなく前者でしょう。
そして、今日のように初球を叩いたホームランとかタイムリーは、相手に失点以上のダメージ
を与えます。
山口選手の一発後の山岡投手、ランナー無しになったのに、もう続投する気力は残っていなかったですからね。

まぁ、初球攻撃と待球作戦のどちらが有効か?というのは明確な回答があるわけではありませんし、場面によっても正解は変わってくるでしょうから難しいところではありますが、今日の山口選手のように、初球から好球必打の気構えは絶対に必要だと思います。
あえて引き合いに出させていただくと、安田選手は往々にして初球の甘いストレートを見送ってしまうので、どうも(相手にとっての)ピンチの場面でもあまり怖がられていないというか、余裕をもって攻められているような気がするんですよね。

私、もう今年の順位はどうでもいいと思っています。
ただ、山口・安田両選手には、来季クリーンアップに定着できるだけのものを掴んでおいてほしい。
二人が打線の中軸に座らないと、マリーンズの黄金期は来ないと思ってますから・・・

年齢は安田選手が1つ上、狙いすました初球攻撃で見事にゲームを決めて見せた後輩の姿に、安田選手も何かを感じておいてほしいですね。

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