【H2-1M】朗希最終登板を飾れず

東浜-佐々木のマッチアップになった福岡最終戦。
両者ともそれほど好調ではなかったのでしょうが、きっちりとゲームを作りました。
東浜投手は5回1/3を1失点、とはいっても一死一塁で降板後、後続投手が打たれたわけですから、実質的には無失点のようなものです。
彼にしては珍しく球数が多く、ボール先行の場面もありましたが、経験豊富な投手らしく、走者を出してもバタつくことはありませんでしたね。
特に安田選手に対しては、インコースで足を引かせてまったく自分のバッティングをさせていませんでした。

一方の佐々木朗希、6回97球で1失点、彼もやや制球で苦しんでいましたが、序盤に変化球中心の投球に切り替えて、上手く相手の的を外していたように思います。
5回の失点も死球から作ったピンチで二盗、三盗を決められ、バッテリーエラーで失ったものでしたから、こちらも実質無失点のようなものでした。

ただこの5回の失点、一塁走者の三森選手にまったく牽制をしない(というか出来ない?)のは振り返ると痛かったですね。
解説の松中さんは、暴投を怖がっているのを簡単に見抜いていましたから、おそらく相手ベンチも同じだったと思います。
三森選手、リードをたっぷり取って、余裕を持って走ってましたね。
このあたり、朗希投手、来季に向けた大きな課題だと思われます。いつもいつも完全試合など出来るはずもないですからね。
来季は牽制や守備にも磨きをかけて、より「勝てる投手」への成長を期待です。

そしてゲームは8回、二死一二塁から東條投手が今宮選手にタイムリーを浴びて1点差負け。
朗希投手は今季最終登板での二桁勝利到達はなりませんでした。
結局、今季通しての防御率は2.02、奪三振は173ですから、立派なものなのですが、もちろんこれで満足はしていないはずです。
球団は「育成途上の投手」として扱っていますが、来季はプロ四年目、そろそろリミッターを外して中6日のローテで回ってもいいのでしないかと?

ゲンダイだったかな?「ロッテは勝つことより佐々木にケガをさせないことのほうが大事」などと書かれていました。
プロの投手なら、誰でも「勝つために雇われている」のが本来の姿であると思います。
今日の敗戦は朗希君のせいではまったくありませんが、来季は「箱入り息子」などと揶揄されないような、勝利への執念を感じさせる、気迫溢れる投球も見せてほしいですね。

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