【M11-1L】まさかの一発攻勢

全ての歯車が上手く回っている最近のマリーンズ、今日も凄い内容でライオンズを粉砕です。
これまで39試合で16本、リーグ最下位のホームラン数だったのが、今日1日で5本です。
わからないものですねぇ、相手はエース格の今井投手でしたし、こんなゲームもあるんだと思いながら見ていました。

打線に勢いをつけたのは何といっても安田選手、右へ左へ2打席連発、しかも両方とも3ランでしたから、一人でゲームを決めてしまったと言っても過言ではありません。
思えば昨年の1、2号の時も同じような感じでした。
神宮球場でのスワローズ戦、やはり2打席連発で左右に打ち分けていましたね。

ただ、昨年との違いを見せつけたのは、3打席目が凡打に終わった後でした。
4打席目は三遊間を破るヒット、5打席目はフルカウントから冷静に四球を選んでいました。
ゲームの行方はとうに決まっていましたが、打率を残す選手は、大差のリードの後半でも雑になることなく1打席を大事にしていると思います。
最後まで集中力を途切らせないように、気が張っている様子が感じられて、彼の成長ぶりが実感できるゲーム後半でした。
今年は打率3割、ホームランは二桁と言わず、20本ぐらいは打ってほしいですね。

そして他の4本は、3年ぶりの一発が出た田村、それに池田とポランコが1本ずつという内訳でした。
安田の2発を含め、5本ともキッチリ捉えた強い打球でしたね。
田村選手の打球なんて、左中間一番深い所のスタンド中段まで飛んでいましたからね。

それにしても、またまたポジション争いが過熱してきました。
キャッチャーでは前のゲームで佐藤都志也選手が一発打ってますし、内野では池田選手が一塁に居座って快打を続けています。
ただ、ライバルの茶谷選手が不調というわけではなく、今日は途中出場で守備のファインプレーと11点目の打点となる一二塁間への内野ゴロがありました。
キャッチャーは、しばらく田村-佐藤の併用体制、一塁はしばらく池田がスタメンでしょうが、調子が落ちればすぐ茶谷が出ていくという感じかな?
ただ、池田選手は本職はセカンド、茶谷選手はショートですから、藤岡・友杉、それにキャプテンの中村も含め、もう誰がレギュラーというわけでもなくなってきましたね。
さすがに仰木監督の薫陶を受けた吉井さん、日替わりオーダーの使い方はお手のもののようです。

内野だけでなく、外野陣でも初スタメンの山本選手にプロ初安打がありましたし、離脱中の選手(荻野・高部・藤原、そして山口)が戻ってきても果たしてポジションがあるのか?って状況ですからね。
全員の競争が、今はチームを勢いづけて、このうえなく素晴らしい流れを生み出しています。

チバテレの黒沢アナ「リーグ優勝が見えてきた」なんて言っていて、解説の倉持さんに「まだ早い」と笑われていましたが、そんな風に言いたくなるのもわかります。
特定の主力選手の無理を強いて、いっぱいいっぱいになっている中での首位ではありませんからね。
期待は高まるばかりです。
次カードは2日あけてのホークス2連戦、交流戦前に福岡に乗り込むマリーンズですが、連勝しそうな予感がしてなりません(笑)

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です