まだまだ肌寒い日が続いていますが、ようやく球春がやってきました。
18日に始まった選抜高校野球、3日目の今日、第3試合で我孫子の中央学院が登場です。
相手は、創立が何と江戸時代という和歌山県の耐久高校。
前回の投稿でも触れましたが、早稲田カラーのユニフォームが格式のようなものを感じさせ、いかにも伝統校といった感じでしたね。
互いに甲子園初勝利を目指した一戦。
結果から書くと7-1で中央学院の快勝です。
初回に颯佐選手の三遊間を破る左前打で幸先よく先制した中央学院、2回以降は落ち着いてきた耐久の冷水(しみずと読むようです)投手の低め中心の投球に、チャンスを作りながらもあと一押しが出ない展開、このまま終盤までロースコアでいくかなと思いきや、6回に青木選手・水島選手の三塁打など集中打で3点、実質試合を決めました。
7回にも相手の守備の乱れに乗じてさらに3点を追加、終盤は余裕のある戦いぶりでしたね。
3度目の甲子園での初勝利、おめでとうございます!!
ただ、一番の殊勲者は先発して5回無失点の臼井投手だと思います。
初回は緊張からか?いきなり先頭に二塁打、続いて四球、どうなるかと思わせましたが、次打者の送りバントを飯山捕手が判断良く三塁封殺したのが大きかった。
その後は制球が安定して緩急も冴えた危なげない投球ぶり、流れを引き寄せたナイスピッチでした。
耐久の監督さんも「初回のバント失敗が全て」とコメントされていたようですが、ゲームの行方を左右したビッグプレーでしたね。
6回からマウンドを引き継いだ颯佐選手も、ストレートで押していく小気味良い投球で、相手に流れをわたすことはありませんでした。
エースナンバーの蔵並投手の剛腕ぶりも見てみたかったのですが、次戦にお預けです。
中央学院としては、これ以上ない形での初戦突破となりました。
天候が快晴から春の嵐のように風雨が強くなったゲーム、バタつかないで落ち着いて守っていたのも頼もしかったですね。
今後も大いに期待できると思います。
あと、話題になっている低反発の金属バット、やはりかなり影響がありそうですね。
いい角度で上がった打球が、なかなか外野の頭を超えませんものね。
ただ、どちらかというと投手力を中心とした守りと機動力が持ち味の中央学院には有利に働くかもしれません。
こう言ってはなんですが、昨秋関東大会では8強止まり、タナボタの甲子園のようなものですから、気楽に、伸び伸びやってもらえればOKと思います。
次戦も積極果敢に、先手を取っていく展開を期待です!!
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