大谷翔平選手のメジャー新人王選出や、佳境を迎えた日米野球の影で、ひっそりと?行われた12球団合同トライアウト。
我々マリーンズファンには忘れられない二人の選手が参加していましたね。
言わずとしれた西岡選手と成瀬投手のことです。
2010年の下克上日本一には大貢献した二人ですが、ともに移籍先では満足な活躍が出来ず、この日を迎えることとなってしまいました。
二人とも「立つ鳥跡を濁さず」とは言えない?出て行き方だっただけに、ファンの声もなかなかに厳しいようです。
特に西岡選手については、マリーンズ復帰の希望を即座に球団幹部に却下される有様で、ネット上では「いい気味だ」とか「自業自得」とか散々な言われようです。
まぁ、確かに来季のマリーンズは、セカンド中村は固定、ショートは藤岡と平沢の争いに三木や新人の松田が割って入れるか?、サードは鈴木大地に安田が挑み、香月も成長してきているという状況ですから、正直彼を獲っても使うポジションはないでしょうね。
また、今日の結果も二人とも思わしくなかったようですね。西岡は4打数1安打、成瀬は打者3人に二塁打2本を浴び、ストレートの最速は133kだったとのことです。(ちなみに西岡の1安打は成瀬から)
もう全盛期の輝きは失ってしまった二人ですが、果たして獲得に動く球団はあるのか?
なければ、薄給の独立リーグのチームででも野球を続けるのか?
既にサラリーマンの生涯収入の数倍ものお金を稼いだであろう二人ですが、お金以外の面の、野球人としての在り方の真価を問われるのは、むしろこれからかもしれませんね。