【ランコース紹介】江戸川河川敷コース(市川~松戸)

野球観戦を除けば、 私の唯一の趣味と言えるのがランニングです。といっても速く走ろうというのではなく、5~6kをのんびり、時間をかけて走るのが楽しいですね。
休日は、日帰り可能な千葉県内のコースを巡っています。
千葉は海や川が豊富な土地ですから、美しい水辺の、四季の移ろいを感じやすいコースが多く、ランナー・ジョガーにとっては恵まれた地域ですね。

そして、そんな中から、今回は江戸川沿いの市川~松戸間を走るコースをご紹介させていただきます。

3月半ばの土手は菜の花が満開、春の訪れを感じながら気持ちよく走れます。
江戸川河川敷から臨むスカイツリー

江戸川には河口から65Kmにも及ぶサイクリングコースがありますが、もちろん自転車専用というわけではなく、ランナー・ジョガーやウォーキングをされている方も数多くいらっしゃいます。
河川敷の土手コースですから、どこをスタート・ゴールにしても良いのですが、私は市川駅南口を右手に曲がって10分程度のパークシティ市川という川沿いに建つマンションの脇のさくら堤公園入口をスタート地点にしています。
(荷物は市川駅のコインロッカーに預けられますしね)

A地点:スタート、さくら堤公園というだけあって、春は満開の桜が迎えてくれます。
スタート地点から100M付近、総武線鉄橋を右手に見ながら左折

スタートから100M程度、堤防土手のサイクリングロードを一旦左折し、河口方面に向かいます。
300M程度走ると、左側に河津桜の並木が見えてきます。
2月下旬には見頃を迎え、桃色の花を咲かせます。また、この付近は並木と走路の間に10M程度の距離があるので、草地を走ることも可能です。(ただし、犬の散歩をされている方も多いので衝突注意ですが)

B~C地点:河津桜並木、見頃の時期は多くの見物客で賑わいます

そして、並木の終点付近で折り返し、上流の松戸方面を目指します。
地図上のDからE地点で一旦土手から降りて、川の水面近くを走るコースへ。スタート段階で右手に見えた総武線鉄橋、市川橋(国道14号)、京成線鉄橋の3つの橋の下をくぐり、国府台付近から坂を上がり再び土手の上の走路になります。

しばらく走ると右手に里見公園の崖、このあたりは樹木の枝が頭上を覆っていて、やや下りになって土手を降りていくので夏でも気持ちよく走れます。
樹木の地帯を抜けるとまた水面沿いに。左手に階段状の釣り場があって、おそらく鯉釣りでしょうか?
釣り竿を脇にしてくつろぐ人々の姿が見られます。

F地点:釣り場

さらに走ってスタートから約4.5Km、バテ気味なところに再びの登り坂です(笑)
何とか堪えて、またまた土手の上の走路へ。右手の太田いちご園を臨みます。

G地点:太田いちご園、直売所もあります。
G地点付近の土手に咲く菜の花、いかにも房総の春を感じさせます。

さあ、そして私が勝手にゴール地点にしている矢切の渡し付近まで約1Km。
市川と松戸の市境を越え、柳原水門の脇を通り、北総線の鉄橋をくぐり、左の土手下に矢切の渡しに至る小径を見下ろしながら、息を切らせつつゴールの休憩所に到着。道中6.3Kmのランニングの終了です。

柳原水門
矢切の渡しに続く小径
矢切の渡し(松戸側)、向かいは寅さんで有名な葛飾柴又です。
H地点:ゴールの休憩所

休憩所で一息ついた後は、30分程度てくてく歩いて北総線矢切駅へ。駅裏のスーパー銭湯「笑がおの湯」で汗を流し、帰りはバスで市川駅に戻ります。
江戸川のコースは緑豊かで景色の移り変わりが飽きない、何度走っても魅力的なコースです。
もちろん、スタート、ゴールは別の地点でもまったく構いませんし、葛飾橋、市川橋、行徳橋などを渡って東京、千葉に跨って走るのも面白そうです。
チャレンジすることがあれば、またご紹介させていただきますね。

ゴールから矢切駅に至る散歩道に咲く野菊、このあたりは明治期の純愛小説の名作「野菊の墓」の舞台となった場所です。周辺には主人公の二人の名を取った「民子さんコース」「政夫さんコース」なる名所旧跡を巡るコースもあります。
矢切駅裏手のスーパー銭湯「笑がおの湯」食事も出来ます。
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